2017年4月10日月曜日

カブ隊 隊長挨拶

V字回復を目指して

カブ隊 隊長 野口 淳一

平成28年度はスカウト13名でカブ隊をスタートしました。日本連盟の教育規定では、一組を6名で構成することが標準編成とうたわれています。うさぎスカウトが多かった昨年度は、13名を3組に分けました。まもなく新メンバーが加わり、夏にはもう一人を迎え入れて15名となり、ひと組は5名ずつとなりました。しかし期の半ばで残念なことに2名のスカウトが辞めてしまいました。その結果秋頃から一組が3名となってしまい、アンバランスな体制となってしまったことを反省しております。

平成29年度はスカウト10名、2組でのスタートとなります。私が初めてリーダーになったとき、カブ隊は5組編成でした。その前は6組あったと聞いています。ボーイ隊もかつては2隊6個班を擁していた時期もありました。加盟員の減少は87団のみならず、我が国のスカウト運動全体的な傾向でもあります。

4月からは地区の再編も行なわれ、4つの地区がひとつとなり横浜南央地区は「みなと地区」として生まれ変わりました。これも時代の流れです。今後は団の再編も行なわれるものと思います。残念なことですが、それが現実なのです。

スカウトの減少は価値観の多様化、少子化など環境の変化に我が国の運動が対応できてないことに起因するのでしょう。日連、県連、地区、団など組織に責任がないとは言えませんが、やはり現場の我々がニーズを掴めていないことが大きな要因なのではないかと思うようになりました。近くの横浜や川崎の団では増員しているところも存在するのです。反省すべきところは素直に反省し、スカウトが何を望んでいるのか、保護者の方々はどういうふうに育ってほしいのか、改めてニーズをきちんと把握していくべきと思いました。

私は子どもの頃にカブスカウトを経験しました。そのときの思い出は今でも強烈に残っています。そしてそれが私にリーダーをさせていただいてる原動力だと思っております。あの頃の自分と同じ思いを、いまのスカウトたちにも残してあげたい、その気持ち一心です。

私がリーダーになって丸10年経ちました。団からは早く隊を代わりなさいと何度も言われています(笑)。今年度も引き続きカブ隊を任せていただけるようですので、いままでのやり方に甘んじずに、より一層スカウトに寄り添う姿勢で望みたいと考えております。

そしてそのためにも今年度リーダーの皆さま、保護者の皆さまにはカブ隊への温かいご支援を、引き続き宜しくお願いいたします。



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