2019年4月1日月曜日

ビーバー隊隊長挨拶



たのしいビーバー隊 

                 ビーバー隊隊長 前田幸 


イギリスではじまったスカウト活動は、あっという間に世界に広がり、今では169の国に約4,000万人の仲間がいます。そして日本でスカウト活動が始まったのは 1922年。あと3年で100周年を迎えます。

87団では昨年から日本連盟の取り組みであるBVS・CS新プログラム実証隊活動に取り組んでいます。保護者の皆様には日頃よりご理解とご協力をいただきありがとうございます。 

ビーバー隊は幼稚園の年中の9月から体験入隊ができ、年長組のお友達と一緒に楽しい活動をしていきます。ビーバースカウトのつとめは元気に遊び、体力をつけ、明るい心を育てることです。今年度の活動も、スカウトが「わくわく!」「ドキドキ!」「楽しそう!」と思えるプログラムを展開していきます。たくさんの仲間と楽しい活動ができますよう、今年度もご協力よろしくお願いいたします。 

~すべてはスカウトのために~ 







カブ隊隊長挨拶



ごあいさつ

カブ隊長 鈴木令子

昨年度に引き続き今年度もカブ隊長としてよろしくお願い致します。

昨年度は対象年齢の変更によりいろいろなお願いをいたしました。またスカウト達も半年で修得課目の履修をすることとなってしまいましたが、BVBSVSの指導者の方々の応援によって学年に応じた活動ができたのではないかと思っております。

もともとカブ隊の活動目標は12あります。

1.神(仏)をうやまい、自分への責任を認識させる
2.自然に親しみ愛護する心を育てる
3.小グループの中で、相互に影響しあう機会を提供する
4.所属意識を伸ばし、目的を達成した時の充実感を感じさせる
5.自ら考えを判断し、決断する力を養う
6.健康と安全について認識させる
7.好奇心と冒険心を満足させる
8.体の動きを高め、創造力を伸ばす
9.体験をとおして学ばせる
10.フェアプレーの精神と正義感を養う
11.愛と感謝の心を育てる
12.国際組織の一員であることを学ぶ

目標を達成するためにはその「方法」が重要です。

「方法」とは「活動の進め方」でありその毎回ひとつひとつのコマにこの目標に近づく方法をしのばせています。同じことを繰り返して身につけることも大切ですし、緩やかに時間を使うことも大切です。また隊長一人の二つの目だけではなくデンリーダー、副長の方々、保護者の方々の多くの目によってこの活動の意義や目標が達成されますよう、心よりご協力お願い致します。

  以上            




ボーイ隊隊長挨拶


「スカウティング」をはじめる



ボーイ隊 隊長 渡邉亮太

 今年度、ボーイ隊の隊長を務めさせていただくことになりました。いっしょに活動していくスカウトの諸君、どうぞよろしく。ご家族のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

今まで私はローバースカウトとしての活動を行い、スカウティングとはどのようなことだろうか、と考えてきました。自分自身が行っていることは本当により良い社会をつくる上で役に立っているのだろうか。意義のあることなのだろうか。みんながやりたいと思っていることはどのようなことだろうか。このように考えながら活動をするなかで、現在までスカウティングを続けているローバー年代の意見を聞いているとそこには過去の体験が何らか影響を与えているように感じられました。回顧し話す彼らの口から出てくるのは、「あのときこの活動ができて良かった」という声と「あれはつらかった」という声と「昔やったあの活動をもっとこうしたい」という声である。ローバー年代になってやりたいことや出来ることが増え選択肢も膨大になった中で、それでも昔やった活動を懐かしむのは、それだけ過去の体験が強烈に残っているからであろう。

 昨今、「真正の学び」という言葉が話題となっている。「真正の学び」となっていなければ学習した内容が実際に「生かされる」知識や思考力とならず、子どもたちが学ぶ意義や覚えた内容を喪失してしまう。せっかく学習した内容や体験した内容が「そのときだけの」知識や記憶だけにとどまってしまうのである。せっかく時間をかけて行っても、その内容が「そのときだけ」にとどまってしまうのは何とももったいなく感じてしまうし、残念だ。

 そこで、今年度の活動では、「何のための活動なのか」ということを理解したうえで活動を展開していきたいと思う。今やっている訓練はどこに役に立つのか、どうしてこの時期にこの活動をするのか、たくさん話しながら進めていきたいと思っている。また。ボーイ隊はスカウトとして初めてのスタートを切る場所である。体験して学ぶことのできる環境は、現在限られているようにも感じる。野外での活動を通して、五感を存分に使って「発見」した経験は今後大いに役に立つことだろう。

 末筆ながら、今年度も多くの方々にご協力いただきながら活動を進めていくと存じ上げます。ご理解とご指導いただき、よりよい活動を行っていくことができたら幸いです。また、今年度ともに活動をしていただけるリーダーの方々にも感謝申し上げます。今年度も楽しい活動をしていきましょう。



ベンチャー隊隊長挨拶


         自己の確立と奉仕の精神


                             平成31年3月24日(日)
                          ベンチャー隊長 儀福 


ベンチャースカウト活動の「目標」として以下の項目が設定されています。
・「ちかい」と「おきて」の実践 ・自分で計画したプロジェクトの達成 ・自己の確立
・体力的な活動への挑戦 ・奉仕の精神の修得 ・協調性とリーダーシップの養成
・社会の一員としての自覚 ・国際理解を深める     (スカウトハンドBook より)
 
 平成30年度、87VS隊活動を振り返り、上記、目標を達成できたと考えます。
地域、団への奉仕では、「東戸塚小おまつり」への参加、スカウト募集イベントでは地域の子供たちへ「ボーイスカウト1日体験」を提供、川上地区青少年指導員・スポーツ推進委員企画「サバイバル・レンジャー第4弾」への参加などです。
  
ベンチャープロジェクト
・「ジュニアリーダー」の萩原拓巳 ・「高度な野外活動」の金光浩志の2名、スカウト技能、スカウト精神、技能章取得をもって、VS隊進歩課程「隼章」を取得です。
萩原スカウト「ジュニアリーダー」ではCS隊プログラム・ハイク、「夏の村」等の奉仕、
17NSJ参加、神奈川10隊でベンチャースカウトとしてリーダーシップの発揮です。
金光スカウト、H30年ヨット競技大会「インターハイ2018」で優勝。インターハイ挑戦を「プロジェクト」として素晴らしい結果を残してくれました。

平成31年も「自分で考え自分で行動すること」をベースに、「ちかい」と「おきて」の実践と、プロジェクト、野外活動、奉仕活動の3つを柱として活動していきます。
本年度も引き続きVS隊長を務め、スカウト、新井副長、山崎副長と共に、楽しめる、達成感が得られるベンチャー活動を進めて行きます。

VS隊指導者は団関係者、保護者の皆様と共にスカウト活動の手助けをしていくことになります。ベンチャー隊の活動がスカウトにとって「成長の場」、「楽しめる活動の場」となるように指導者全員で努力してまいります。スカウト活動への御理解と御協力を本年度もよろしくお願いいたします




ローバー隊隊長挨拶


スカウト活動の活性化に向けて

ローバー隊長 田中寿一

 スカウティングの主な目標は、昨年も述べましたが、若者の可能性を高めるために、各々の若者を支援し、刺激することにあります。スカウトの最終年代に当たるローバー年代のスカウトは、この目標を達成すべく、原隊指導者として、また、ユース年代のスカウトと共に県連や日連で活動しています。ローバー隊の指導者の役割はこのような個々のスカウトの活動を促進、助長していくことにあります。

 昨年度は、団委員長の方針にもあるように87団再生に向けて様々な取り組みがなされてきました。
 再生とは、原隊の活動が活性化することと同じ意味であり、活性化とは、スカウトが目を輝かせ楽しく活動できるようにすることと思っています。そのためには、次世代の団を支えるローバー年代のスカウトやこの年代を過ぎた若手指導者の役割はとても重要なものと言えます。
しかし、一方でこれらの世代の若者は、学業、就活、就職といった社会人への歩みを進める年代でもあり、スカウトとしての活動を両立していくことが難しい場面も出てくるのが現実です。
これらのことから、今年度は、ローバー隊指導者として、ローバー年代のスカウトに加えて若手の指導者の支援を行なっていきたいと考えています。持て余すほどではありませんが自由になる時間もあり、これまでの経験を活かしていければと考えます。

ローバースカウトの活動の目的のひとつとして地域社会との連携、結びつきがあげられます。ボーイスカウト以外にも多くの青少年育成のための活動がありますが、多くの活動で若い指導者が不足しています。昨年度は、地域の小学生、未就学児とその家族を対象に小学校の校庭でキャンプ体験を行いました。普段は経験できない天幕の設営・宿泊体験、野外ゲーム、夜間ゲームなど、スカウトならではの企画は共催した町内会の皆さんにも好評でした。今年度もスカウト活動の強みを活かし、地域社会との結びつきを続けていきたいと思います。







団委員長ご挨拶



4本の矢で、87団を再生しましょう。」









団委員長 鈴 木 武道
      株式会社トビーズ 代表取締役会長

2019年度の育成会総会の開催に当たり、先ずは、本年度は加盟員減少を食い止めることが出来、地区・県連・日連登録が無事に完了しましたことをご報告させて頂きます。一昨年來、正副育成会長、正副団委員長、団会計によるタスクチームを結成し、尽力した結果が表れたものと感謝致します。横浜87団のスカウトの減少を食い止め、上進率を向上させ、スカウトと指導者を増やし、そして楽しいスカウト活動が行える環境作りを、指導者、保護者が一丸となって取り組み、団隊指導者、保護者が力を合わせて再建を目指した結果、スカウト数の減少を食い止めることが出来ました。本年度からはいよいよスカウト増加に転じて行くことを願っています。

ご存知の通り、昨年度実施し4つの改革案は、第一に1)入団金、育成会費、隊費の削減を可能な限り行ない、保護者の財政負担の軽減を図って参りました。お蔭様で近隣他団と比較しても、保護者にご負担頂く金額は少なくなりました。又、2)新しい指導者の開発と育成の為に、又、ローバースカウトから若い指導者を育成していく為に、各隊の指導者に指導者を育てることが出来る経験豊かな人材にお願いして、組織の再生を実施しました。又、3)昨年度から従来見学者として扱っている児童を、ビーバー年齢未満の幼稚園児(5才以上)対象にして、ボーイスカウト日本連盟の指導のもとで、実証を行なって参りました。また、4)地域社会との連携を強化する為に、町内会や近隣幼稚園と小学校に働きかけを積極的に行なって参りました。

本日の育成会総会に当たり、戸塚区の地域の青少年教育に対し、団委員を始め、隊指導者・保護者の皆様の並々ならぬご尽力とご協力に深く感謝を申し上げますと共に、2019年度もまた、各隊スカウトの進級・上進、富士スカウトの育成、指導者の教育に力を入れて、更に加盟員増加を図り、団の活性化が実現できます様に、団委員始め、隊指導者・保護者各位のご協力を宜しくお願い申し上げます。                             

                                                                 以上

                         

育成会会長ご挨拶



87団の加盟員減少に歯止めがかかりました。」

  





育成会長・元法務大臣
田 中 慶 秋 


46回「ボーイスカウト横浜87団育成会総会」が開催されます事を、心よりお慶び申し上げます。87団の育成会員の皆さん、そして団・隊指導者の多くが地域社会において大変高い評価を受けている事に、87団育成会長として、大変誇りに思っております。また、常日頃より深い理解とご支援のもと、スカウト活動を支えて下さっている育成会員、そして指導者の皆様には、心から敬意と感謝を申しあげる次第です。

私は、若いころから柔道を学び、体を鍛えて参りました。また、東海大学柔道部の顧問として、多くの五輪メダリストを育て来たことに大変「誇り」に感じております。正にスカウト教育の目的は、柔道の教えそのものであり、又、日本古来の武士道の精神でもあります。スカウト教育はこんなに素晴らしい教育を少年少女の頃から、体に浸み込む迄道徳教育をしてくれる青少年団体は、ボーイスカウト以外にはありません。

いつも申しあげておりますが、スカウト教育の目的と其の価値観は一言でいえば、スカウトの「ちかい」と「おきて」に明確に表されています。3つの「ちかい」の一番目は、「名誉」を重んじ、2番目が「仁」他人を助ける、3番目が「人徳」を養う事です。そして8つの「おきて」は、誠実」、「友情」、「「礼儀」、「親切」、「快活」、「質素」、「勇敢」、「感謝」です。

当団は一昨年、スカウトの上進率と入団数が大変悪くなり、スカウトの減少により、団の存続すら危ぶまれる状態に迄なっておりました。問題分析と抜本的な対策を模索して参り、新しい改革を行なった結果、上申率が上がり、乳やいスカウトも増加に転じました。これからは更に団・隊を活性化し、スカウト数を増やし。5年後には、又、87団から毎年富士スカウトが誕生し、そして、立派な社会人として育っていく団として、此のスカウト活動が地域社会から素晴らしい活動であることが認知される事を信じております。

育成会長として、地域の青少年の健全な育成のための一助となる様に、スカウト活動を支援し、今後も見守って参りたいと思います。今後とも育成会員の皆様のご協力をお願い申しあげます。

                             以上