2017年4月10日月曜日

団委員長ご挨拶



Create Better World -より良き世界の創生」









団委員長 鈴 木 武道      




スカウト運動の創始者である“ベーデンパウエル”は、此の運動にかかわる全ての成人指導者と、青少年に対し、「私たちが生まれた時よりも、少しでもこの世の中を良くする努力をして死んで行こう。」と唱えて、”Create Better World”をスカウト運動の“Key Message”として私たちに残してこの世を去りました。この創始者の思いは、将来の世の中は、常にその時代に生きる青少年の健全育成にかかっていて、多くの健全な青少年を育成することが将来への投資であり、世界を少しでも良くして行くための唯一の方法だという、創始者の思い、信念を述べた言葉です。

私たちは皆なさん、創始者である”BP”の思いに共感して、この運動に奉仕を行っております。国際連合では、此のスカウト運動を含む6つの青少年運動を「Non-Formal Education」と呼んで、学校教育(Formal Education)と家庭教育(Informal Education)の狭間を埋める「教育」と正式に定義しています。

つまり、スカウト運動は、青少年教育の3つの領域の重要な一部であり、この運動に携わる成人指導者は、全て「教育者」です。私たちは「教育者」としての自覚と責任を以ってこの活動に奉仕をしており、そのことに大きな誇りを感じています。

本年度の成人指導者の日本連盟登録に際しては、「セーフ・フロム・ハーム」(青少年を危害から守る教育)の受講とテストに合格することが登録の為の条件となり、当団の全指導者は、この講習を修了し、「スカウトのちかいとおき」てに定める高いモラル(道徳心)と人格を持つための自己研鑚に勤めております。

87団は、1973年横浜23団から分封して以来、永年、横浜南央地区最大の加盟員と隊指導者を誇り、スカウト数150名を常に保って、全国においても10指にかぞえられる活発な団でありました。スカウト運動の中核を担うボーイスカウト隊は8ヶ班の2個隊編成で活動を行っておりました。誠に残念ながら、2007年を境に加盟員の減少が始まり、永年100%を誇っていた上進率が、中途対団者が見られ、本年度のスカウト数は29名と激減、団の存続すら危うい状態となっております。

本年は、当団の発団44周年を迎えます。「愛する地元、戸塚の青少年の健全育成」に貢献する事を理念に掲げる私たち指導者にとっても、是非とも、本年こそは本気でスカウトの減少を食い止め、上進率を向上させ、スカウトと指導者を増やし、そして楽しいスカウト活動が行える環境作りを指導者、ご父兄が一丸となって取り組まなければ、もう後がありません。団隊指導者、保護者が力を合わせて再建を使用ではありませんか。育成会会員各位のご協力を切にお願い申しあげます。

育成会総会に当たり、戸塚区の地域の青少年教育に対し、団委員各位を始め、隊指導者・保護者の皆様の並々ならぬご尽力とご協力に深く感謝を申し上げますと共に、厚くお礼申し上げます。今年度もまた、各隊スカウトの進級・上進、富士スカウトの育成、指導者の教育に力を入れて、加盟員増加を図り、団の活性化が実現できます様に、団委員始め、隊指導者・保護者各位のご協力を宜しくお願い申し上げます。                               

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。